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1往復増便

  • 2014年06月06日

 JR北海道は、エンジントラブルが続発した昨年7月以降、11往復から8往復に減便していた函館~札幌間の特急「北斗」「スーパー北斗」を8月1日から1往復復活させ、9往復態勢とすることを発表しました。

 これによって、これまで迷惑をかけていた利用者への混雑の緩和と利便性の解消に資するものになるとのことですが、11往復が9往復になっただけで、根本的な解決とはなっていないことはJR北海道が十分知っていることと思います。

 これまでも、8:13函館発は指定券が入手困難で、2日前でも満席となっています。 この度の増便でも期待される9時台は今まで同様に減便のまま、午後2時13分発を午後1時55分発と18分早めただけでほとんど変化が無く、午後6時16分台に1往復増えただけで函館からの利用客に大きなメリットはありません。

 ビジネス関係の乗客は、札幌駅からの午後6時13分発が増えたことから、午後9時台には帰函できますが、今までも午後7時29分札幌発は十分に空席があることから、今後はこの最終便の空席は更に多くなることでしょう。

 この便を午前中に回すなどで利便性を計るなど、乗客の要望に沿ったダイヤ改正でない限り、十分な乗客サービスとはなかなか言いづらいと思います。

 今後も更なる努力をいただき、早く不便のないダイヤ態勢にして欲しいものと思います。


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