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都合の良い言葉

  • 2022年02月01日

 「いつも最悪のことを想定しながら検討している」、「あらゆる選択肢を排除しない」。

 この二つの言葉は岸田氏の定番となった感があります。

 コロナ対策で質問されると「いつも最悪のことを想定し」と答え、別の様々な質問には「あらゆる選択肢を排除しない」と答えます。

 なんと都合の良い言葉でしょう。

 「あなたが質問されていることを含め、心配されていることは想定内として検討はするんだ」、「あなたの言っていることも含めてあらゆることを選択肢として考慮するんだ」と言われれば、 質問する側は、それ以上の追求がしづらくなってしまいます。

 この言葉が岸田氏をもってブラックホールと称する所以です。

 しかし、これまでの結果を見ると「検討はしたが、取り入れる考えは無い。」、「選択肢には入れたが、選ぶつもりな無い。」ということばかりではないでしょうか。

 検討したなら、「こういう観点で検討した結果、こういう結論に達した」という検討の経過を、また「これこれの案があった中で、こういう経過を踏まえてこういう選択になった」という説明がなければなりません。

 都合の良い言葉には、必ず都合の良い裏が潜んでいます。

 ずる賢い経営者の中には、早速この言葉を使い始めるのではないかと、予測します。


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