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地震と航空機事故(ブログ3444)

  • 2024年01月03日

 自然災害と人災。

 元日に起きた「能登地震」は、自然エネルギーが起こした災害であり、2日に起きたJAL機と海上保安庁の航空機が起こした衝突事故は人災である事が濃厚になりました。

 詳細な原因は「事故調査委員会」が調査をして正式に発表されるもだと思いますが、一方でこの事故は、能登地震とも繋がりがある事も分かりました。

 海上保安庁の航空機は、地震への支援物資を運ぶことを命じられたことから、羽田空港のC滑走路に向かいました。

 管制塔の指示がどうだったのかは調査を待つことにしますが、そして「たら・れば」は無いと言われますが、能登地震が無かったら、被害がこんなに拡大しなければ、海上保安庁の航空機へ物資輸送の指示は無かった。したがって事故が起こることは無かったはずです。輸送は急がれていたのかも知れません。空港管制には通常の飛行ダイヤの他に急施を要する内容の指示が急遽入り込み、判断を誤ったのかも知れませんし、海上保安庁の航空機が一刻も早く被災地に物資をとの思いから、勇み足を起こしたのかもしれません。

 しかし、今回の事故で、海上保安庁の航空機関連の職員が5名死亡し、1名が重症となっています。そしてJAL機の乗客367名、乗員12名は全員脱出したものの17名が負傷しました。

 今回の事故におけるJAL乗務員の冷静な脱出誘導には敬意を表します。

 そして、それは賞賛すべき行動だったと思います。

 しかし、地震と物資輸送等のような緊急時の対応には、関係者相互の連携と確認、経験と知恵がお互いに共有されていることが求められます。

 そうすれば、滑走路使用の急な割り込みのタイミング、JAL機の上空待機などの事故回避対策が打てたのではないでしょうか。

 「たら・れば」は無いというのは理解しますが、全て人命に関わることだからこそ、より慎重な取組が必要だと思います。


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