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ボールは知事の手にある

  • 2011年07月14日

第2回道議会本会議は、これまでとは違い、白熱した議会議論となる予定でした。
この間、マスコミを中心に多くの道民の方々から、「本会議質問は意見調整をした後の原稿の読み合わせ」と非難をされ、議会側として改選後の本会議から見直しをしていこうと会派間で確認をいたしました。
与党(自・公)は、1回目は従前同様の摺り合わせをし、再質問からは質問の主旨だけを伝えるというように見直すことにしたようですが、今までの与党の質問の多くは1回目の本質問だけで終わり、再質問は質問ではなく指摘をするのみ、言わんや再々質問などは何度あっただろうか記憶に止まっておりません。
従って、この度の本会議においても与党の質問は今までと何の変わりもなく、出来上がっている原稿の読み合わせ通りでしかなかったとの感想を持っています。
さて、野党である私たちですが、今までは殆どの質問者が本質問で終わることなく、再質問さらに再々質問することが常であり、時にはさらに特別発言まですることもあります。
この度の見直しでは、本質問の主旨を提出し、理事者側が答弁を調整してから1回目の意見交換をし、納得しない場合には口頭で再質問主旨を伝え、その後の意見調整は行わず、再質問に対して知事及び理事者側が何を答弁するのかは、本番に入って初めて聞くことになり、その答弁を聞いてから再々質問をするかを判断することになります。
まさしく、少しずつではありますが、議会議論に緊張感が生まれ始める第1歩と期待をし、私も一般質問に臨みましたが、残念ながらその期待は見事に裏切られました。
再質問に対して、知事は時間をかけて一応まわりの副知事や部長に相談しているようなポーズは取りますが、返ってくる答弁は1回目の答弁に少し言葉を加えただけで、何も変わらず、再々質問をしても、1回目と2回目の答弁をつぎはぎしただけという、質問者を小馬鹿にした対応をとりました。
記者会見で知事は、「大所高所のことは言えるが、一歩踏む出すかどうか判断しにくいテーマもある」と曰ったようです。
こちらは、大所高所の抽象論をやるつもりはさらさら無く、具体論でのやりとりを求めているのに、何と世離れした感覚なのか。
さすがに、私も、「何度聞いても同じ答弁を繰り返すのは止めていただきたい」と苦言を呈してしまいました。
多くの道民から非難を受けた本会議の議論は、ボールを受けた議会側から改善を図る努力を示しましたが、知事は何も替わる気配を見せません。
議会議論の活性化のボールは、今、知事の手にあります。
第3回の本会議でも同じようなやりとりならば、知事が公約としていた「答弁調整の廃止」は知事自ら画餅に貶めたことになります。
責められるのは知事です。
どうか、議会議論が深まる努力を自ら示し、手にあるボールを道民に投げ返していただきたいと思います。


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