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ジェンダーギャップ

  • 2021年03月08日

 今日は国際女性デーです。

 国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)委員で亜細亜大学教授の秋月弘子氏は、「世界経済フォーラム(WEF)が初めてジェンダーギャップ指数を公表した2006年、フランスは70位で日本は79位とそこまで差は無かった。ところが19年、フランスは15位に上がり、日本は121位まで下がった。日本は女性活躍推進など取り組んできたが、全然足りない、いかに他の国が本気でやっているかということだ。」と話しています。

 日本がなかなか進まない理由を様々な方が指摘していますし、その通りだと思いますが、日本人の意識の根幹にあるものがなかなか払拭できない、理屈では判っていても長い歴史を通じて意識の深層にがっちりと根ざしている精神文化が、簡単に超えられない壁となっているのかも知れません。

 私は、対等の立場で女性と向き合うよりも、女性は守らなければならない対象という意識が先にたってしまいますから、女性の言動は努めておおらかに受け止めようとしていますし、優しく接しようとしていますが、その事も女性にとってはジェンダーギャップだと思わせてしまうことになるのでしょうか。

 職業や役職は、性別に関係なく、その人の実力と向き不向きで判断されるべきであることは当然のことと理解しますから、社会的なジェンダーギャップは男女平等参画を具体的に推進する事で、早急に解決していく努力をしなければなりません。一方、私にとってプライベートでの接し方はとても難しくなってしまいそうです。


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