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またも知事の独断(ブログ3496)

  • 2024年02月28日

 今日の午前10時から道議会代表質問が始まる予定でした。

 「予定でした」が、このブログを書いている16時になっても開会の兆しはありません。

 その原因が、今日の道新に<道、観光予算1.5億円追加 道振興機構の要望受け>という記事が掲載されたことです。

 この予算は議会にとって寝耳に水の話で、新年度一般会計予算の説明にも有りませんでした。つまり、新年度予算を議会に提案した後に知事が追加で補正を組むと判断したことによるもので、これは議会ルールを全く無視した話となります。

 新年度予算は、各部による査定の後、副知事査定で内容が吟味され、最終的には知事査定を受けて決定され、道の執行部の考え方の全体が整ってから議会に提案されるものであり、議会はその予算の内容について質疑を行い、最終的に賛否を判断して新年度予算が決定される事になります。

 知事が議会に新年度予算を提案したのは2月21日、今日は2月28日、あいだに三連休が有りますからそれを除くと新年度予算提案後4日目で補正を行うというものです。

 あり得ない事です。しかも、補正予算は、新年度に入ってからの執行となりますから、新年度本予算が走り始めてから執行される事になります。であれば、新年度予算を走らせて、不足があれば6月に予定されている第2回道議会本会議に補正予算として計上しても、観光行政に支障を来す事にはなりません。

 にも関わらず、鈴木知事が、観光機構の会長から要望があったという理由で、独断で1.5億円の補正を行うと判断したことになります。

 無論、業界ですから知事に様々な要請をすることはあるでしょうし、そのことは通常あり得ることですから否定はしません。しかし、知事としては本予算にはそれなりの考え方を反映して編成したものであり、まずは本予算を自信を持って執行すべきです。

 執行中に様々な状況変化によって新しい観光施策の必要性が出てきた場合に、補正を組むかどうか判断すれば良いことです。

 2月21日の本会議場での予算説明は何だったのか。

 観光振興機構だけでは無く、医療業界・介護業界・建設業界・一次産業業界等々、様々な業界も新年度予算に不満があれば知事に直訴すれば、お手盛りが可能になるのか。

 だとすれば、予算自体には何の説得力も無いことになりますし、知事が自ら「本会議の予算説明は、説明後の変更も含まれます」と言っているようなものです。

 知事は、「自分が決めれば何でも出来る」と思っているのでしょうか。だとすれば鈴木知事は独裁者であると言うことになります。

 以前にも、同じような事が有り、議会からきつく注意を受けた折、「二度と同じような事は行わない」と話していたにも関わらずです。

 観光機構には、「宿泊税の導入」で賛同して欲しいという裏事情でも有るのでしょうか。

 今回の問題は、知事としての資質が問われることになる問題です。

 今、本会議が開会の放送が入りました。本日は代表質問が開かれないまま明日へ延期がされることになりそうです。


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