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高校生平和大使(ブログ3978)

  • 2025年07月19日

 今日、連合函館に所属する高齢者・退職者連合の方々が中心となって、函館市の本町交差点にて「高校生平和大使」派遣への募金と署名運動を行いました。

 「高校生平和大使」は今年で28年目、全国の高校生から選考された21名が8月にスイスのジュネーブにある国連本部を訪問し、各国の代表者へ核兵器廃絶の平和メッセージを届け、平和への願いを込めた署名と活動の報告を行います。

 8月6日そして9日、ヒロシマと長崎に投下された原爆により、多くの無辜の人たちが犠牲になりました。その日から今年は80年目となり、原爆の被害を目の当たりにしたそして、放射線被爆によって苦しい人生を経験してきた方々は高齢となり、この凄惨な経験を後世に伝える事が難しくなってきましたが、その事実を若い高校生が引き継いで世界に発信するという取組は、唯一の被爆国である日本が世界から核兵器が無くなるまで続けなけて行かなければなりません。

 今、ロシア・ウクライナ戦争で、核保有国のロシアは、ウクライナに対して核兵器を使用する準備があると脅迫していますが、この事を危惧する国連の安全保障理事会の会議では、核使用を非難する声明さえも出すことが出来ませんでした。

 なぜなら、国連の常任理事国であるアメリカ・イギリス・中国・ロシア・フランス全ての国が核兵器を所有しているからで、この常任理事国の1国でも拒否権を発動すれば、話しはそこで終了となります。

 現在はその他にも、北朝鮮・インド・パキスタン・イスラエルなどが核を保有しており、イランも核兵器製造プロセスを徐々に整えているとも言われています。

 そして、一番危険なのは、現在戦争を行っているロシアとイスラエルです。

 核保有国の大統領や首相が個人的な感情で、核のボタンを押しかねません。この二人が冷静さを失ったとき、世界中を震撼させる事態を招くことになってしまうかもしれません。

 唯一の被爆国の日本は、明日、参議院選挙の投開票が行われます。そして、このうちのオレンジの政党が自衛軍を保持する事を掲げ、その候補者は、日本も核を保有すべきと主張しています。核兵器を是認し、自国での開発を推し進めようとする政党には、消えて貰わなければなりません。

 何より平和を願い、核兵器廃絶を訴える多くの高校生の将来のためにも。


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