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米国に舐められすぎる

  • 2019年03月21日

 昨日、「防衛装備品調達に関する特措法改正」について書かせていただき、そこにFMS(有償軍事援助)の例として「イージスアショア」に触れました。

 一体いくらになるのか分からないイージスアショアの導入ですが、今度はこのイージスアショアについて、日本の費用負担でハワイに試験施設を建設するよう米国が要求していることが分かったと日刊ゲンダイが伝えています。

 それによると“米国は、日本が購入するイージスアショアに搭載する最新鋭「LMSSR」レーダーが、未だに実戦配備されていないために新たな試験施設が必要として、日本に建設を要求している。どうして日本は開発中のイージスアショアの導入を決めたのか。すでに米国で運用しているタイプのイージスアショアを購入すれば試験など必要なかったはずだ。だいたいイージスアショアは高すぎる。ルーマニアやポーランドはイージスアショアに1円も払っておらず、米国が金を払って置かせて貰っている。”と書かれています。

 そもそも、イージスアショアは北朝鮮が長距離ミサイルの目標である米国ハワイとグアムに飛来するのを防御するために、その通過コースである秋田と山口に設置することとなっています。

 米国の防御のためにも関わらず、日本が高額なイージスアショアを購入し、あまつさえ、その試験施設まで日本に建設させようとは・・・。

 同じ同盟国であるルーマニアやポーランドとは比較にならない対応に、日本はどのような結論を出すのでしょうか。

 想像するのもおぞましいですが、安倍晋三氏の答えは「YES」なのでしょう。


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