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第1回道議会臨時会

  • 2020年04月29日

 昨日、北海道議会第1回臨時会が終了しました。

 今回の臨時会は、既に予算内容が示されている国のコロナ経済対策にかかわる補正予算を受けての道・執行分と道の独自支援の他に、現職でありながら先にご逝去された教育長の後任人事などの議案が提出され審議いたしました。

 わが会派の代表質問では、

1、令和2年度一般予算に計上されていた、インバウンド拡大や延期となったオリンピッ

 ク関係予算については執行が難しいことから、コロナ対策に振り向けるべき。

2、地方創生臨時交付金1兆円は、早急に自治体からの事業計画を受け付けを行い、速や

 かに財源を配分するとともに、さらなる交付金の増額を国に求めるべき。

3、感染症封じ込めの最前線で、命を懸け、家族を犠牲にしている医療従事者に対し、そ

 のモチベーションを維持してもらうためにも、感染症危険手当などを支給すべき。

4、主要な医療機関での院内感染・クラスター予防対策をどのように講じるのか。

5、PCR検査の拡充に対し、具体的な改善策を示すべき。また、現在、振興局単位の陽

 性者数発表となっているが、市町村ごとのPCR検査数や要請者数などの情報公開につ

 いての認識。

6、感染予防の水際対策として新千歳空港にサーモグラフィーを設置したが、本州との航

 空便を持つ他の空港や新幹線新函館北斗駅、フェリーターミナルなどはどのように対処

 するつもりか。

7、特措法に規定されている知事の権限中、必要な医療現場の衛生用品の確保について、

 どのように対処するのか。

8、生活福祉資金貸付金と総合支援資金は、セーフティーネットとしての役割が大きい。

 今回の追加対策で十分と考えるのか、さらなる補填の考えは。

9、臨時休校の長期化に伴う、障がいを持つ子供の居場所をどう確保する考えか。

10、緊急事態宣言に協力し、休業する事業者に対する支援金の給付については、公平・公

 正は当然ながら、簡素で柔軟な対応が求められるとともに、給付や融資の条件の狭間に

 ある事業者に対するきめの細かい支援が求められる。知事の考えを問う。

11、親の収入が著しく減少したり、アルバイト先の休業により学費の工面が出来ない学生

 について、国の支援制度では救いきれない場合の道独自支援の創設をすべき、知事の所

 見を問う。

12、学校の長期休校にかかわるネットワーク授業については、円滑な導入を図るために機

 材の無い生徒に対するパソコンの整備やネット環境関連費用の支援などが急務となる。

 教育委員会としての具体的な対応を問う。

 

 などの項目について知事や教育委員会の見解を質しました。

 ほかに、「新型コロナウィルス感染症対策の強化等を求める意見書」を全会一致で採択。

 今後は、市町村における早期の臨時会開催と、支援金給付・特別融資などの速やかな対応が急務となります。


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