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知事の正しい判断

  • 2021年07月10日

 急転直下、知事が札幌ドームでのサッカー予選について無観客とする事を判断しました。 道民の中には、色々とご意見がある事は承知ですが、先ずは、感染拡大の要素を最小限に抑えるというスタンスからは妥当な判断だったと思います。

 遅すぎたとの批判も有りますが、既に知事の頭の中には五輪が中止とならない場合は無観客との判断があったと思いますし、5日には組織委にも考え方を伝えておりました。

 迷走していたのは政府と組織委で、菅氏が有観客にこだわりすぎてズルズルと結論を伸ばし、往生際が悪いのは1都3県で無観客と決定したにも関わらず、重点措置対象外の宮城県、福島県、静岡県と北海道を1万人上限の有観客としたことです。

 知事も、政府の判断を斟酌して、一時受け入れに傾きましたが、新規感染者が微増を続けていることを踏まえて、大きな英断をしたものと思います。

 その結果、多くない数ではありましたが、一部の学校で容認していた「学校連携観戦」も当然のこと白紙となりました。

 さて、なかなか理解できないのが茨城県です。

 東京都も、無観客としたことから「学校連携観戦」を取りやめましたが、茨城県では児童・生徒らによる学校単位の観戦を予定通り実施するといいます。

 茨城県ではカシマスタジアムでサッカーが行われる予定ですが、予定されている県内23校のうち18校が鹿島市内の公立の小中学校生徒4,007人分を対象に、バスで移動するので一般人と交わらないで観戦できる」という理由のようです。

 しかし、会場には児童生徒だけでは無く、会場警備や運営関係者、チーム関係者などの大人と外国人がそれなりの数がいることを忘れてはいけません。

 茨城県の判断を保護者達はどのように受け止めるのか、理解がなかなかできません。

 話は変わりますが、北海道の場合、後は8月5日から始まるマラソンと競歩です。

 昨日も、記載しましたが、観戦自粛では不十分であり、懸念される事が多い事からも無観客とする様に判断すべきです。


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