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疑問を明らかに

  • 2017年07月11日

 閉会中審査が衆院と参院で行われました。

 前川氏を参考人として招聘し、加計学園に決定した経緯についてのやり取りが行われましたが、各報道機関が指摘するように、事の真相は明らかにされず相変わらず霧の中という消化不良の審議で、ただのアリバイとしか映りません。

 ことは、前川氏が主張するとおりに加計学園が選ばれた経緯に瑕疵が無かったのか、そこに権力者の意向が盛り込まれなかったのか、発表された文書に関わる人物はどのような動きをしたのかなどの疑惑はまったく明らかにされず、政府は、戦略特区での規制突破は必要だ、獣医学部の新設は問題ない、需要と供給は関係ないと、すり替えの主張に終始し、全く噛み合わない審議でした。

 これでは、閉会中審査を行った意味は無く、問題は更に混迷を深めただけです。

 私たちの知りたいのは、加計学園が選ばれた合理的な理由です。

 このことが明らかにならない限り、この問題への追求の手を休めるべきでは有りませんし、政府は、そのことを明らかにし、国民の疑念を晴らすべきです。


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