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森友学園の次は加計学園

  • 2017年03月05日

 森友学園問題が大きな問題になってきました。

 最初は高をくくっていた安倍晋三も、虎の威を借り安倍晋三を守り抜こうとしていた佐川理財局長も、相当危うくなってきました。

 ここ数日で、まさかの事実が展開し、国会議員の関与や大阪府議会議員、さらに兵庫県議会議員も巻き込んだ「政界森友ネットワーク」が構築されていたことや、そこに関わる贈賄攻勢、関与していた国会議員事務所と国交省大阪空港局、財務省近畿財務局とのやり取りが明らかになり、結果として籠池理事長の思惑通りの土地取得、今まで、不遜な態度で答弁していた佐川理財局長も、「(接触の)記録は残っていないが、そういう可能性はあると思う」と徐々に認めざるを得なくなってきました。

 一方、「アッキード事件」と名付けた自由党の山本太郎議員が、昭恵夫人が公人であると追求、秘書が5人もついている事を暴露し、安倍晋三もブチ切れの答弁で「不愉快だ」と発言していますが、先のブログでも述べたように、潔白であれば、籠池理事長や当時の理財局長等の関係者、そして昭恵夫人の行動についても参考人として出席してもらい、国会で明らかにすることが一国の宰相の取るべき道ではないでしょうか。

 安倍晋三夫婦は、この森友学園以外にもおかしな問題が浮上しています。

 愛媛県今治市において安倍晋三夫婦と昵懇の中である加計グループが新設しようとしている岡山理科大学の獣医学部の建設敷地16.6ヘクタールを無償譲渡する議案が、定例会開会中の今治市議会に提案されています。

 この問題の加計グループにも、安倍晋三夫婦の陰が色濃く表れ、加計グループが運営する保育施設の名誉園長には昭恵夫人が就任していますし、同じく学園が運営する学校法人「英数学館」に安倍内閣総理大臣夫人という肩書きでメッセージを寄せており、加計学園が運営する千葉科学大学の10周年記念式典に安倍晋三が出席し、「私と加計さんは腹心の友だ」と挨拶しています。

 そして、加計学園が新設する獣医学部の土地が無償であるということです。

 構図が似てきましたが、こちらは38億円相当の土地が無償であり、243億円の建設整備費も市が負担、その裏では国が獣医学部新設が認められない構造特区を、国家戦略特区に変更していたことも明らかになっています。

 やりたい放題の安倍晋三に、今度こそは鉄槌を打ち込むチャンスだと思います。


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