新知見を取り入れるべき(ブログ3980)
- 2025年07月21日
規制委員会が泊3号炉に正式合格のお墨付きを与える事が確実になりました。
規制委は、地質学の権威である科学者によって示された新知見の論文を、文献調査では対象外とし、概要調査で検討するという判断をしています。
北電が泊3号炉の再稼働を申請してから、10年以上の月日が経過しています。既にNUMOによる審査が
だからと言って、新知見の論文を無視するという理由にはなりません。
新知見が出た段階で規制委員会が検討することは経産省も求める考え方で、規制委の審査の根幹となるものです。規制委も新知見が出た場合は、随時検討を行うという考えを示していました。だからこそ、「安全対策には終わりがない」などと言っていたのではないでしょうか。