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放流一直線(ブログ3284)

  • 2023年07月20日

 中国が処理水の海洋放流に対し、強硬な手段を打ってくることが明らかになりました。

 既に、日本からの水産物が税関に留め置きされ、「安全証明証」が発行されるまで生鮮では1週間から10日、冷凍物では約1ヶ月ほどかかるようです。

 このように放流前から検査の厳格化が行われいますから、放流が始まれば更に輸出に影響が及ぶのは明らかです。

 北海道は海外への輸出額を1500億円と目標を立て、昨年度はこの目標をクリアー、農・水産物が主流の輸出が好調だったことがうかがわれますが、今年は夏に開始される放流によって、中国を始め韓国などから敬遠される事になり目標を大きく下回ることになってしまうでしょう。

 昨年の中国への水産物・加工品の輸出は531億7695万円で、道の輸出目標額の約3分の1を占めていました。しかし、今年度からは期待が出来なくなりそうです。

 政府は、海洋放流しか頭になく完全に思考停止状態になっています。

 以前にもブログに掲載させていただきましたが、21年に近畿大学によってトリチウムを完全除去する装置が開発されています。私でも知り得るこの情報を、政府や東電が知らないはずはありません。

 この装置を利用すれば、ALPSでは除去出来ないトリチウムも取り除くことが出来ます(21年4月22日ブログ“3基のALPSは実用型では無くプロトタイプのままで、試験運転では、ストロンチウム90、コバルト60、ヨウ素129、炭素14など14核種を十分分離する事が出来ず、基準値以下にする事が出来ない”ので、私は放流に反対です)。そうすれば、取り合えずトリチウムの除去は、科学的合理的な説明が出来ることになります。それを行わず何も考えずに放流に固執しているツケは、福島県の地元だけでは無く、例えば道内の農水産物の輸出に影響が出るように、日本国中にも影響を及ぼすことになるのです。

 中国が政治的な動きとして、日本の水産物の受け入れを拒否するような動きを行っていますが、政府はまず国民に知解できる説明を行うべきです。(今まで一度も『丁寧な説明』を受けたことがありませんので期待は出来ませんが)、マイナ保険証と同様に一度決めたら変更できないとする柔軟性を欠いた政府に、民心は大きく離れていくでしょう。


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