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成果のある臨時国会を(ブログ3982)

  • 2025年07月23日

中央政界は行く手が定まらず、立ち往生の状況を呈しています。

石破氏は辞任を否定しましたが、自民党は続投に批判的な勢力が徐々に拡大し、石破氏がいつまでこれに抗うことが出来るのか、党内の両院議員総会の開催を求める声が大きくなり、開催となれば、リコールか辞任か、いずれにしても石破氏の進退は極まるでしょう。

さすれば、今後の政権をどの党の誰が担うのか、誰が考えても「火中の栗」どころか、「飛んで火に入る夏の虫」という状態である事は確かです。

自民党の惨敗を受けて、野党が協力して政権を奪取するのかと期待しても、その素地は全く無く、第3の勢力を自負するいくつかの政党も「小異を捨てて大同につく」気持ちなど感じられません。かといって野党第1党の立憲民主が、各党首の働きかけるという動きも全く見えておりません。

野党は、まずは与党の自民党が、参院選後の政治状況に対してどのような考えを提示するのか、という様子見が続いています。

選挙前には、あれだけ与党批判をしてきた野党が、過去にも例のない機会を手に入れながら自ら能動的に動くことなく、流れに任すような考えはいかがなものかと思います。

連立を模索するのか、それとも部分連立を視野に入れるのか、いやいや、野党連合で政権を担うのか、今のような政治空白は国民を不安に落ち込ませるだけだと思います。

臨時国会が8月1日から開催されるような気配ですが、単に国会内人事だけではなく、各党が責任を持って国の進む方向性を示す場として欲しいと節に臨みます。


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