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強行する訳は

  • 2008年06月26日

道議会第2回定例会も終盤を迎え、支庁制度改革論議も大詰めとなりました。
今日(26日)は、予算特別委員会において知事総括が行われましたが、質疑の中で振興局(支庁出張所)となる地域のための財政的支援と地域振興策を口約束ではなく条例化するという目的で「地域振興支援条例(仮称)」なるものを策定する他、道州制や合併、分権、権限委譲などの手法について道民と共に進めることを約束するために「北海道自治の有り方条例(仮称)」などを作ると答えています。
14支庁を9総合振興局(支庁)と5振興局(支庁出張所)にするための条例を何とかこの議会で成立させるために、与党の要求を丸呑みし、この条例を可決するために新たな条例を作るという、前代未聞のなりふり構わぬやり方、そして思いつきの答弁を繰り返しています。
条例を提案してから地方との話し合いを行う。理解が得られないと思うと地方振興という「アメ」を与え、交付金という「金」で頬をたたく
迷走し、ダッチロール状態に入った知事とその周りの役人。
そんなにまでして、なぜこの条例を通さなければいけないのか。
全道町村会はじめ地方4団体も、拙速な結論を避けて十分な議論を重ねて欲しい、行財政改革は14支庁で行って欲しいと言っているのに・・・。
ただ、メンツだけが空回りしている知事。それは公約だから?
知事には立ち止まる勇気と地方と十分な話し合いを行う度量が欲しいと思います。


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