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子供の日

  • 2020年05月05日

 今日は子供の日です。

 例年だったら新聞を含めてテレビでも「子供の日」を大きく取り上げるところですが、今年は記事の扱いも小さく、道新でも少子化が続いていることだけが掲載されていました。

 昨日行われた緊急事態宣言の延長に関する安倍晋三氏の記者会見でも、この間、コロナが子供達へどのような影響を与えたのか、そして、そのことにどう対処してきたのか、さらにどう対処するつもりなのか、心に響く言葉は終ぞ聞くことが出来ませんでした。

 唯一対処方針で語られたのは、「地域の判断で分散登校を」と、具体的なことは語らずに「アルバイト学生への支援」ということだけでした。

 私事ですが、孫が3人おり、一人は高校2年生でクラブ活動の吹奏楽に打ち込んでいますが、各種の大会は中止となり目標を失っています。

 もう一人は中学校3年生で、最大イベントの修学旅行は延期となり、思い出が作れません。

 そして最後に、今年小学校に入学したばかりのピカピカですが、学校に行ったのは入学式とその後ほんの数日、好きな色のランドセルを買ってもらいあんなに楽しみにしていたのに・・・。

 そして多くの子供たちがそれぞれの環境の中で過ごしていた日常が、今は非日常の中に取り込まれています。

 既に、3月から休校が続き2カ月間の学習遅れとなっていますが、このことへの対処方針も示されておらず、唐突のように9月新学期論が飛び交っています。

 世界的に9月入学・始業が主流だとの意見があり、あちこちの知事が我先にと「私が言い始めた」とか「私は9月論者だ」などと言っていますが、そのことにかかわる課題をどう解決するかは語っていません。

 昨年から大学入試ですったもんだしたことも解決せず、コロナが来年の入試にどの様にに影響するのかも示されず、流行りの半纏を着る方々を信用するわけにはいきません。

 改めて、今日は子供達のことをじっくり考える日にしたいと思います。


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