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大きなダメージ

  • 2021年01月28日

 国会は第3次補正予算案の審議を衆参の各予算委員会で行い、序盤の第1部(何部まで有るのか定かではない)の山場が終了しました。

 GOTOトラベルも含まれた第3次補正予算は、与党の圧倒的多数により野党の修正案を否決して成立するのでしょう。

 この4日間行われた予算委員会を皆さんはどのように評価されたでしょうか。

 私も見ていましたが(一部)、最悪なGOTOキャンペーンの継続、後手に回った緊急事態宣言、医療体制再構築への戦略、事業継続や雇用確保のための支援策、新型インフルエンザ等対策特別措置法・感染法改正に関わる刑事罰導入への立法事実等々、何を問われても明確に答弁が出来ず曖昧なまま時間だけが過ぎました。

 結果、予算委員会で何が明らかになったかというと、肝心の審議内容では無く菅氏の覇気と自信の無い、そして伝える心を持たない無味乾燥な言葉、支える閣僚達の能力の差だけでした。

 菅氏に批判的な方々だけでは無く、菅氏や与党を応援している方々や与党の中にも「だめだこりゃ」と感じた方が多かったのではないかと思います。

 6月16日まで、通常国会が続きます。

 その間にワクチン接種が始まりますが、遅滞や問題なく国民的な大作戦が遂行されるのか、また、緊急事態宣言の期限をどうするのか、東京五輪を強行開催するか、さらに新年度予算案の審議も待ち受けていますが、これも3月までの通常国会前半の予定です。

 今後は、4月25日執行の補欠選挙、先送りしていた外交も含めた難しい課題ばかりが待ち受けています。

 菅氏は、4日間だけの予算委員会だけでも、大きなダメージを受けたと思います。

 このストレスを振り切ることが出来るのか、押しつぶされるのか、これからが本番です。


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