全ての政策に同調(ブログ3976)
- 2025年07月17日
参院選もここに来て、参政党の大幅な飛躍という文字が各新聞を賑わせています。
各党代表者による13日のNHK日曜討論で、参政党代表の神谷宗幣氏が、米国トランプ氏が日本に25%の関税を求めている事について「強い同盟国ですから、大統領が進める様々な施策をしっかりと理解し、彼がやっている脱炭素を止めるとか、DEI(多様性・公平性・包摂制)をやめる。移民を制限するなどの政策でちゃんと方向性を合わせて、日本は一緒にやるよと同調する提案をすべき」と発言をしました。
つまり、全てトランプいわんや米国の忠実なしもべとして同調する日本を目指すべきと主張したのです。
この代表の下、参政党が議席を伸ばし国会内で一定の発言力を持った場合、日本は合衆国で最下位に位置する51番目の州と成り果て、米国が関わる戦争に無抵抗に参戦する事を余儀なくされ、国内に核兵器も配備され、本国(米国)と同様に徴兵制にも服し、国益の全てを米国に吸い取られても何も言えず、さらに51番目の州になっても米国の国籍は与えられず、イエロー・モンキーとして永住権だけが付与される日本人となる事を望んだという事になるのではないかと危惧します。
参政党の支持者は、この間の主張に共感する前に想像力を発揮して欲しいと思います。
因みに、神谷代表は過去に「天皇陛下には側室を持っていただいて、たくさんの子どもを作っていただく」という時代錯誤の発言もしていました。