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主導権は青森

  • 2014年11月09日

 新幹線開業に当たり平成28年7月から9月までの3ヶ月間に取り組まれる(仮称)青森県・函館ディスティネーションキャンペーン(DC)推進委員会が11月10日に設置され、推進委員会の事務局を青森県観光連盟が担うことになりました。

 この推進委員会には渡島総合振興局と檜山振興局、道南11市町村が参画することになっておりますが、八雲町、長万部町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、せたな町、今金町が除外されています。
 
 道にこのこの理由を尋ねたところ「青森県と深いつながりがあるところと聞いている」との答えでした。

 このDCは、北海道新幹線新函館・北斗駅の開業に伴ってのものですが、度重なる事故への対処を優先する方針のJR北海道と道が立候補をしないまま、青森県が主体となり、JR東日本と連携して取得したものであり、ついては青森県の配慮によって道南18市町村中11市町村が同DCの連携先として選択された事になります。

 これまで、道南全ての市町村が新幹線の波及効果に期待して広域による観光を検討してきていた事からすると、除外された町村の思いはまさしく察するにあまりあります。

 そして、不思議なことに、この推進委員会には北海道観光振興機構と北海道が参画しておらず、青森県側はDCに関わっての財政的負担は道に求めないとのことです。

 まさしく蚊帳の外の北海道。

 しからば道は青森に負けることなく、カウントダウンイベントや事前キャンペーンに最大限の英知と予算をつぎ込む意気込みを地元道南の関係者に示さなければなりません。


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