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一度立ち止まって

  • 2015年02月27日

 今般の代表格質問にも、大間原発に関する質問を盛り込みました。

 その質問内容は、以下の通りです。

 『「大間原発は北海道の問題だ」と明言した知事は、大間原発について、この間、具体的な動きをされておりません。

 国や事業者に対し、「慎重な対応をするように求め、今後も求める」というだけでは、具体性を持った言葉として響きません。

 大間原発に関わる訴訟の第4回口頭弁論が3月19日に行われ、裁判官が求めた問題点に関する論点項目の提出が行われる予定です。

 先程「北海道の大きな問題として受け止め」と言われたわけですが、大きな問題であればこそ、知事自らの行動が求められます。

 知事はいつも東京に行くのですから、道職員に任せること無く自ら、Jパワーに対し、適合審査申請を行ったことへの抗議と、総理及び経産大臣と面会し、慎重な対応と建設凍結を要請すべきです。知事の見解をお聞きします。』というものです。

 これに対し、知事は、『大間原発は、世界で初めて全炉心でMOX燃料を使用する商業炉で、施設も未完成であることなど、他の原発とは条件が大きく異なっていることから、エネルギー政策上の位置づけなどについて、一度立ち止まって検討するなど、より慎重な対応がなされるよう、国や事業者に対し、粘り強く働きかけていかなければならないと考えてる。』と答弁をしました。

 これまでより違うのは、「未完成である」「一度立ち止まって」という言葉が入った事ですが、それにしても、国や事業者依存であることには変わりない答弁だったように思います。

 昨年の衆議院選挙では、3人の候補者全員が「大間原発建設凍結」や「大間原発断固反対」を訴え、約20万6,500票を集めました。

 これは、地元の民意です。

 今定例会において、我が会派は「大間原発建設凍結を求める決議」を発議する考えです。 議会には抵抗勢力も有りますが、何とか議決するように頑張るつもりです。


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