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トランスジェンダーを認めず

  • 2018年10月23日

 ニューヨークタイムスによると、トランプ政権が「性」の定義を生まれつきの性別に限定することを検討しているとの事です。

 生まれつきの性と心の性が異なる「トランスジェンダー」を認めないということで、米国厚生省を中心に性の定義を「男性か女性かのどちらかで変更は出来ず、生まれ持った生殖器により決定する」ことを政府内で統一するよう検討しているとか。

 日本では、性に関わる身体と心の違いを尊重する意味で、学校の制服をスカートからスラックスに変更することも容認され始めていますし、お茶の水女子大ではトランスジェンダーを受け入れるなどの変化も現れ始めました。

 また、LGBT(L=レズビアン:女性同性愛者、G=ゲイ:男性同性愛者、B=バイセクシャル:両性愛者、T=トランスジェンダー:生まれた性と心の性の違い・性同一性障害等)などの性的マイノリティー(少数者)への理解や受け入れについて世界的に広がりを見せていますが、今回のトランプ政権の方針はこの流れに逆行することになります。

 なぜ、トランプ氏はこのような挙に出たのでしょうか。

 新聞などの情報では多くのことは分かりませんが、「個人が尊重される自由の国」というイメージで思い描いていた米国が、「個人の権利が阻害され、差別に満ちた束縛の国」という事になってしまいそうなニュースです。


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