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だめなノダ

  • 2012年07月21日

参議院で社会保障と税の一体改革の集中審議が行われています。
社会保障の中身は全てこれからで、まずは増税を先行させるために猪突猛進しているノダ総理は、一体誰のためにこのことに固執しているのでしょう。
増税をしたら復興や災害に強い国土という名目で、公共工事にも金を流そうと自民党・公明党がこぞって300兆円だ200兆円だと言い始め、民主党内にも同じような声が出始めました。
そして、社会保障の改革は増税後に棚上げで、具体的なものは何も決まってはいません。
国民の声を大事にすると言いながら、各地で行っている今後のエネルギー対策と称する原発依存率①0%②15%③20~25%の意見交換会には電力会社の社員が発言をする「やらせ」がまたもや復活。
大飯原発再稼働反対の市民デモが毎週金曜日に首相官邸を取り巻いても、知らん顔。
同じ大飯原発のF-6活断層問題についても、ノダ総理が「私の責任で再稼働を判断した」と言った以上、安全・保安院はそれを覆しかねない再調査を行うはずがありません。
それだけでなく、未だ福島第1原発事故の責任を誰もとろうとしない中で、大飯原発に何かあったら本当にノダ総理が責任をとれるのでしょうか。
野党の質問趣意書に対する答弁では「事故発生時の賠償については、原子力事業者がその損害を賠償する責めを負う」と答えており、これでは、「再稼働は判断したが、その結果、事故が起きても自分は責めを負う気はない」といっているのに等しいことになります。
オスプレイの配備もノダ総理は米国に何も言わず、配備予定の沖縄や岩国の声を気にする様子もありません。
もし、配備をする際に反対される国民が阻止行動を起こした場合、国はそれを排除しようとするでしょう。
その時に双方の間に衝突が起き、死傷者が出た場合にはどのように対処するつもりなのでしょうか。
国民の声を聞く耳を持たない方が「国民の声を聞く」など、私たちの感覚でこれを「二枚舌」と呼びます。
バカボンのパパではないですが、「これでいいノダ」ではなく「だめなノダ」。


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