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カジノ売上高の試算

  • 2018年05月13日

 カジノ法案が今国会に提出される模様となったことから、道では仮に北海道にカジノが出来た場合の試算を公表しました。

 道内でカジノ誘致に手を挙げているのは苫小牧市、留寿都村、釧路市ですが、試算によると新千歳空港に一番近い苫小牧で年間来場者が最大860万人、その内訳は周辺住民が360万人(42%)、それ以外の道民が95万人(11%)、道外客が239万人(27%)、外国人が175万人(20%)とし、売上高は1,562億円となるようです。

 苫小牧では道内客が占める割合は56&で、留寿都が54%、釧路が73%と、3地域とも半数を超える数字となりました。

 一方、28年の外国人来道客は230万人ですから、その内カジノ来場者が175万人とすると約76%がカジノを利用するということにもなります。

 来場者の半分以上が地元近郊を含めた道内客となっていますが、単純に試算を再計算してみますと、苫小牧市の場合、売上高の53%が道民の所得からとなり、その額は1,562億円×56%=約828億円、更に入場料金を一回6,000円徴収しますから455万人×6,000円=約273億円、合計では約1,101億円となってしまいます。

 先ほども述べましたが、これは、道民の所得から博打に吸い取られていく金額です。

 政府は、日本の経済活性化の目玉として外国人観光客の利用を促進し、ビジットジャパンの施策推進とアベノミクスの推進力にすると共に地域活性化に寄与すると、その効果を説明していましたが、何と、外国人観光客の多い北海道の試算では、苫小牧市に当てはめると外国人観光客が落とす博打銭は約312億円、入場料金は約105億円、合計約417億円です。

 捕らぬ狸の皮算用で試算しても、外国人観光客から417億円の金を得るために道民から1,101億円もの所得を奪い、さらにギャンブル依存症まで誘発するカジノに何の意味が見いだせるのでしょうか。

 ※明日から週末まで、日中平和友好条約締結40周年記念事業に参加するため訪中することになりましたので、ブログはその間お休みさせていただきます。


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