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NATOと日本

  • 2022年07月02日

 NATO首脳会議が、今後10年の行動指針である「行動概念」を改定して閉幕をしました。

 この会議に出席した岸田氏、アジア諸国の代表のような気分で、アジア・インド太平洋地域の安全についての認識を語り、中国を意識した韓国・オーストラリアとの結束を呼びかけた様です。

 岸田氏の気持ちは既にNATO(North Atlantic Treaty Organizatuon)の一員、アジア地域にPOTO(Pacific Ocean Treaty Organization 造語)なるものを創設したいのかもしれません。

 オブザーバー参加と言っても、すでに自衛隊は英国軍との相互往来の合意を目指しており、北大西洋地域と太平洋地域の軍事協力が進められようとしています。

 さて、今回のNATO首脳会議で、ウクライナの危機に短時間で対応する「即応部隊」を23年までに4万人から30万人に増強することを決定したとのことです。

 順次に兵を増強するということですから、今後、ウクライナ戦争は、ロシア対NATOという色が強い戦争になるのではないかと危惧されます。

 そして、このままではいつの間にか日本がNATO諸国との軍事同盟に巻き込まれ、その一員になってしまうのでは無いか心配です。

 オブザーバー参加をしたとは言え、日本はNATOと地勢的に全く違う東洋の国であることを、しっかりと自覚した行動をしなければならないと思います。


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