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17年度のDC

  • 2016年12月04日

 今年開業した北海道新幹線の効果は、地域にも大きな影響を及ぼしました。

 途中駅である木古内新駅では、途中下車し、松前や江差方面へと観光に向かうために借りるレンタカーの伸びが予想以上のものとなり、用意する車が足りなくなる事態に関係者も喜びを隠せません。

 また、木古内新駅に隣接している「道の駅」は、訪れる観光客が多く、来館目標を予想以上に早く達成し、町長も連日「道の駅」に立ち寄り、訪れる観光客の接客に余念がありません。

 函館市でも、新幹線開業に合わせて各種のイベントを実施し、駅前・大門地区も多くの人出となりました。

 これは、今年7月・8月に実施した、青森県主催で道南も参加したディスティネーション・キャンペーン(DC)のお陰でもあります。

 本来、このDCは、新幹線開業の地元が主体になるべきものですが、JR北海道は、先の安全対策の不備や不適切な保線対策などによる事故が表出したことから、DCに手を挙げることを控え、北海道もこのことを尊重しました。

 しかし、既存の列車に対するJR北海道の過失問題と、後にも先にも1回しか無い開業のキャンペーンを同じ土俵で判断することに違和感を持ったことから、私は当時、道の観光振興について質問を行いましたが、答弁は「開業年は青森県に譲ったけれど、翌年は北海道が手を挙げる。肝心なのは、開業翌年で、開業効果を維持するためにも翌年開催が必要」と答えました。

 そうなれば、来年は北海道が主体となるDCが行われる事になるはずですし、JR北海道と、北海道は、観光機構とも相まって手を挙げ、この対応をしなければなりません。

 もう12月に入りました。

 当時の経済部・観光振興監が胸を叩いて答弁したわけですから、今の観光振興監も行政の継続として先の道の発言を実行しなければなりません。


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