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道徳教育

  • 2015年02月06日

 道徳の教科化に向けた学習指導要綱の改定案が発表されましたが、改定案を見てびっくりしました。

 「自分と異なる意見や立場を尊重する。」

 「誰に対しても公正、公平に接する。」等が盛り込まれた、今回の道徳の教科化は一体誰が言い出したのか。

 第1次安倍内閣下で教育基本法が改正され、この時に、いじめが減らないことを理由に教育基本法に愛国心を重視する内容が盛り込まれ、今度は具体的ないじめ対策としての学習指導要綱での道徳の教科化を推進するようです。

 しかし、愛国心を盛り込む法改正をしたからといって、それだけでいじめが無くなることは有りませんでした。

 ましてや道徳を教科化し、前述の「 」に有るような内容を持ち込んでも、いじめが減少するという補償はありません。

 そして、「 」のような事を安倍総理が言ったとしたら大笑いです。

 総理は自ら「自分と異なる意見や立場を尊重する。」ということを実践しているのでしょうか。

 自分と異なる意見に対しては、敵意をむき出しにして反論し、決して異なる意見を理解しようとはしませんし、総理としての自分の立場だけを強調し、「責任者は私だ」とか「私が言っているのだから間違いがない」など、傲慢な態度が止むことはありません。

 また、「誰に対しても公正、公平に接する。」とのことですが、沖縄県知事の翁長氏には露骨に会おうともしませんし、TPPに反対の農協団体は解体を指示しています。

 果たして、小学校の道徳教育を受ける必要が有るのは誰よりも安倍総理ではないでしょうか。


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