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道営住宅の空き室(ブログ3201)

  • 2023年04月28日

 選挙で市内を遊説しているときに、気がついたことがありました。

 それは、公営住宅、それも道営住宅の空き室が目立つことと老朽化です。

 公営住宅は、低所得者層に対する重要な住宅政策であり、それ故に高齢住宅を供給する責任を「公営住宅法」において市町村と都道府県においています。

 函館市の場合は、市営・道営住宅の管理を函館市住宅都市施設公社が担っていますが、
今の社会情勢からも低廉な公営住宅を求める住民は多く、いつの募集においても応募倍率は高い水準で推移しており、毎回の抽選で落選が続く応募者からは怨嗟の声が聞こえてきます。

 市内の道営住宅の多くは、市街地中心部からいささか離れている場所にあることが多く、より中心部に近い市営住宅の方に人気は集まっているのは、利用者の多くが高齢者である事から買い物や医療機関から離れていることに不便を感じている方も少なくなく、市営住宅の方の人気が高く、一方、道営住宅には浴室の設備が整っていないところもあり、近くの公衆浴場も燃料費の高騰による廃業も目立ち始め、問題にもなっています。

 また、これまでと違って人口減少の影響もあって、道としては道営住宅の改築よりも、市営住宅への誘導が行なっているようにも感じます。

 何れにしても、道営住宅の現状を調べて、廃止するのか立て替えを進めるのか、方向性を出さなければならないと思っています。


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