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遅れる辺野古(ブログ4184)

  • 2026年02月17日

 当初から、危惧されていた辺野古埋め立てですが、埋めたて区域北側の大浦湾に広がる軟弱地盤の改良のための杭打ちのペースがかなり遅れていることが明らかになりました。

 新聞赤旗によりますと、25年1月29日から開始した杭打ちは6月の台風などの気象条件で中断するまでに2,910本(1日当たり22本)の杭打ちが行われ、再開した12月19日から25年松までに90本(1日当たり11本)の約3,000本ということでした。今年1月で更に1、700本を打設した事から、1月末時点で約4,700本というのが実績です。

 これまで、杭打ちは平日と土曜日と1週間6日間行われていましたが、沖縄防衛局が遅れを挽回するために日曜・祝祭日も、つまり休み無く工事を行う方針へと転換。

 防衛局は、24年1月を基点に工事期間を約4年として約7万1,000本の砂杭を打設する予定でしたが、現在は約6%の実績で、今年も夏期の沖縄が平穏無事な気象状況だとは限りませんから、埋め立て完成を33年4月頃と試算していた防衛局は、大幅な計画変更を視野に入れなければなりません。

 この大浦湾の軟弱地盤はマヨネーズ状の地盤で、当初から沖縄県が指摘していました。

 そもそも最深部で海底90mに達する軟弱地盤の改良に使用する作業船は国内に無く、有るのは最深部70mまで対応出来る作業船だけです。

 辺野古の工事費は当初約9,300億円でしたが、この軟弱地盤改良もあって1兆円は優に超え24年度の試算では1兆2,000億円となっています。

 そして、工事の進捗率は16%で工事費はその70%を既に投入しています。

 33年までの工期は大幅に遅れ、それに伴う工事費もこのままでは2兆円を超えてしまうでしょう。

 完成まで10年以上も経過する米軍基地、いや完成するのかも分からない基地の建設。

 その頃には世界の安全保障環境も大幅に変化しているでしょうし、米軍が果たして辺野古を必要とするのかも定かではありません。

 しかし、普天間基地の代替えとして辺野古を差し出し、その工事を行っているのは日本であり、国税なのです。米国は1ドルの支出も無く、何の痛みも無いのです。


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