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議員の出処進退

  • 2017年09月10日

 民進党の新代表が決まりましたが、初手から山尾議員のスキャンダル?の後始末に翻弄され、バタバタした対応が露呈してしまいました。

 山尾議員の不倫疑惑について本人の記者会見が行われましたが、党内の山尾氏に対する冷淡さも明らかになり、今後の党運営が懸念されます。

 議員の個人的な問題についての出処進退は、まさしく議員個人の判断に委ねるべきであり、党内の仲間が、それより役員が離党や議員辞職を求めるべきでは無いと思います。

 民進党は先般、蓮舫代表についても代表辞任に追い込みました。

 都議選での敗北は蓮舫代表一人の責任なのでしょうか、それまでに森友学園、加計学園、日報問題で政府を追い詰め、安倍晋三の支持率を急落させたのはまさしく蓮舫執行部と民進党所属議員だったのでは無いでしょうか。

 突如、表れた「都民ファーストの会」という暴風雨に晒されましたが、大都会の選挙は風によって投票行為が左右される事は民進党の議員達も分かっているものと思います。

 山尾氏の問題も本当にどうだったのか明らかではありません。

 自民党は、北海道11区の中川郁子衆議院議員の「路チュー」、今井絵理子参議院議員の「略奪不倫」、中川俊直衆議院議員の「重婚不倫」、パンツ泥棒議員で前復興大臣だった高木 毅氏も離党していません。

 山尾氏は、この時、党の役職者でもありませんでした。

 不倫があったかどうかは判りませんが、離党勧告もせず本人対応に任せた自民党、何かあると見放す民進党、出処進退は本人が決めることで周りが決めることではありません。

 将来、民進党の中枢を担う有能な議員を失ったことは非常に大きいと思います。


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