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言葉のレトリック

  • 2015年11月26日

 「1億総活躍社会」をと安倍晋三が唱え、特命大臣まで任命しましたが、いったい何をやろうとしているのか具体的な取り組みが見えません。

 1億総活躍の目玉は、女性の活躍ということか、高齢者の活躍ということか、若年層の活躍ということか、さしずめ女性の活躍ということで、働きやすい環境を整えるために保育所を増やし待機児を減らすといっても、マンパワーの職場である保育所は保育士の待遇を改善しない限り保育士は集まらず実現性は乏しく、保育料も高止まりで二番目、三番目の子供を預けるのは家計に大きな負担を強いることになります。

 高齢者の活躍といっても退職年齢が65歳、年金が削られ、退職後も何らかの仕事に就かなければ安心した生活が営めなく、そうはいっても働き場が限られ、隙間仕事でしのぐのが現実となっています。

 若年層の活躍といっても、ブラック企業が大手を振って若年層を雇い、その企業の基幹戦力として使い捨てを行い、若い方々は仕事に希望を持てない現実が続いています。

 安倍晋三の1億総活躍とは具体的にどんな社会を目指そうとしているのか、自民党内からも「来夏の参議院選挙に向けた、ただのスローガン」だとの声も出始めています。

 1億総活躍のメニューで羅列されているのは、最低賃金平均1,000円、低年金受給者には一律3万円の支援、17年度までに50万人分の保育施設整備、20年代初頭までに50万人分以上の介護施設の追加整備と言っていますが、一方で、施設介護から在宅介護への推進を昨年政策決定したばかりですが覚えておられるでしょうか。

 良い、悪いは別にして政策に一貫性が無く、矛盾だらけです。

 保育士の求人倍率は1.85倍、介護職では2.72倍となっているのに肝心の低賃金対策は手つかずであり、人が集まらなければ施設だけ有っても意味がありません。

 言葉だけのレトリックが得意な安倍晋三のペテンに騙されてはいけません。


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