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見込み違いのHAC

  • 2012年02月23日

昨年4月から、道が筆頭株主となって離陸した新生HACですが、そろそろダッチロール(横揺れしながら機首を振り8の字蛇行をすること=不安定飛行)の状態に突入したようです。
平成22年第2回定例会一般質問において、次年度(平成23年度)から新しい体制としてスタートすることになるHACについて、様々な懸念を道に訪ねましたが、既に丘珠空港の存続、HACの筆頭株主になって主体的に運営に参加することを、知事は判断しているニュアンスで答弁があり、結果、議会の懸念を斟酌することもなく、発進しました。
私は、現行3機体制での運行計画では故障時等に欠航せざるを得ないこと、整備、運行に必要な専門職員の確保が可能なのか、部品の調達がスムーズに対応できるのか、本当に黒字化が可能か等の課題が不明瞭なことから、小型機運行を主流としている日本エアーコミューター(JAC)や離島空路を確保している琉球エアーコミューター(RAC)に手持ちのボンバルディア機3機を使用してもらい(幸い2社は、ボンバルディア機を含むプロペラ機の運行会社)、離島運行を含めた道内必要空港について運行委託すべきと主張しましたが、知事は聞く耳持たずで、突き進みました。
大丈夫だと胸をたたいた知事は、HACの今後をどのように舵をとるのか。
早く、大きな決断をする方が傷は浅くて済むことになると思います。


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