背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

菅氏の理想は中国?

  • 2020年10月03日

 菅義偉氏による日本学術会議への介入問題について各報道機関が一斉に記事を掲載しました。

 菅氏が総理大臣に就任した時の記者会見などで、「意に沿わない官僚は異動する。」と強権政治を示唆した時、この政権は陰湿な政権になるのではと予感していましたが、まさしくその通り、苦労人でパンケーキ好きな令和のおじさんというメッキが剥がれ、その地金が表れてきました。

 学術に関わる組織に推薦された学者が、菅義偉氏の「意に沿わない」からといって任命されないという事は、まさしく安倍晋三氏のように、「私は森羅万象を司る」という神をも恐れぬ、いや、自ら神にでもなったかのような驕り高ぶりと同じように、高みに身を置いた判断です。

 ガリレオが地動説を唱えた時も政治的そして宗教的な理由で排除されましたが、学術とは真実を探求するものであり、意に沿うとか沿わないとかという枠の外にあるものです。

 従って、様々な学説がや研究が切磋琢磨しながら真実に近づくことに意義が有り、時の政治に関わる助言等を求められれば、権力に関係なく自らの信念に基づいて客観的な意見を述べることが補償されなければなりません。

 これが憲法に保障された普遍の原理である学問の自由であり、それを実践する日本学術会議の有りようではないかと思います。

 菅義偉氏が理想とする政治体制というのは、中国の習近平体制なのでしょうか。

 総理大臣の下、全ての臣下(閣僚と官僚)がひれ伏し、国民は臣民、由らしむべし・知らしむべからず(論語:為政者は人民を施政に従わせればいいのであって、その道理を人民に判らせる必要は無い)、言論の自由や報道の自由は香港のように剥奪する、内モンゴルやウイグルのように人権を蹂躙する、そして教育は政権の思い通りに行い、これらに異を唱える者は全て処罰する。

 安倍晋三氏の悪事を隠蔽するために様々な裏仕事に手を染めてきた菅義偉氏、気をつけなければ日本の中国化が進み、望まない方向へと向かいかねません。

 今回の問題は、日本学術会議210名の問題でも、約2,000人の連携会員の問題でも無く、全国80数万人の学問に身を置いている学者や国民全体の問題であり、民主主義を守るための非常に大事な問題であると言う認識を持たなければなりません。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.