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米国51州目の日本

  • 2016年02月24日

 およそ10日ぶりの掲載です。ご無沙汰して申し訳ありませんでした。

 この10日間は、国政において色々なことがあり、まったく頭が痛い限りです。

 今度は丸川(珠代:環境大臣)ではなく、今度は丸山(和也:自民党法務部会長)です。  マスコミでは、丸山議員が米国オバマ大統領のことを端的に「黒人奴隷の子孫」であると発言したことを人種差別と断じましたが、そのことも大きな問題ですが、私は、その後に発言した、「日本が米国の51番目の州だったら、集団的自衛権も安保条約も関係なく米軍と共に活動できるし、辺野古の問題もクリアー出来る、拉致問題すら起こらないし、日本州から大統領だって出せる。」という言葉こそ、問題にすべきではないかと思います。

 この言葉は、日本の独立性を否定し、米国への従属だけではなく、構成する1員となれば、事実上の核保有も実現し、日本に関わる全ての外交問題が解決すると言っているに等しいもので、断じて容認できるものではありません。

 元法務官僚で弁護士をなされ、以前はテレビ・ラジオをも賑わせた男の「成れの果て」を見るような気がしています。

 これが自民党の法務部長、いわゆる与党の法律の責任者であり民事・刑事に関わる法律を国会提出前に事前審査し、見直しを求めたり、制度改正の骨格を議論する政策決定の責任者で、当然、自民党の憲法改定(案)についても深く関与している方です。

 自民党が劣化している事を具現化しているような丸山議員。

 何はともあれ、国会議員の資質が全く無いと断ぜざるを得ません。


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