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立花氏と高市氏(ブログ4092)

  • 2025年11月10日

 「NHKから国民を守る党」の立花党首が逮捕されました。

 容疑は、兵庫県知事の百条委員会委員だった竹内英明元県議に対して「警察の取り調べを受けているのは、たぶん間違いない」などの嘘の発言を繰り返し、その翌月の知事選後、斉藤知事が再選され知事選の2ヶ月後に竹内氏は自死されました。

 知事選挙は立花氏も立候補し、前代未聞の2馬力選挙を行って、自らの選挙カーなどで、斉藤知事候補を応戦、その際に県議会の百条委員会を批判、竹内元県議の家まで押しかけて、近所に向かって、誹謗中傷を繰り返していました。さらにSNSでの拡散も多くなり、竹内氏はメンタルに陥り、先ほどのように自死。

 警察は竹内氏の妻から6件の刑事告発を受けており、その全ての誹謗中傷が名誉毀損の疑いがあることを立件していました。

 今日は新聞の休刊日なので、詳しいことは明日の新聞等になると思いますが、斉藤知事のコメントも「発言を控える」という、これまで都合が悪くなると誰もが良く口にする言葉でその場を濁しています。つまり、済んでしまったことを掘り返して欲しくないという事に徹しているのでしょう。出直し選挙の時に、斉藤氏が立花氏へ応援を依頼したかどうかは定かではありませんが、今はそのお陰で現職となっている以上、斉藤知事には道義的な責任があると私は思います。

 そして、もう1つ、高市政権が小数与党であるがために、このNHK党と参院で「自民党・無所属の会」という会派を組んでいることです。モーニングショーでも猿田佐世氏が、この問題を取り上げて、高市氏はどのような説明をするのかと指摘していました。

 また、参院で会派を組んでいるN党の斉藤健一郎参議は、全く国会に登院しなかった結果、除名となった「ガーシー氏」の繰り上げ当選者です。つまり高市総理は、名誉毀損で実刑を受けるであろうN党の立花氏、ガーシー氏をかばい続けた立花氏、2馬力選挙を行った立花氏、選挙ポスター用に看板枠を売買の対象とした立花氏と手を組んだことなど、自民党総裁で総理大臣の高市氏はすべてを認めると言うことなのか。

 今、開催されている臨時国会で、きっちりと対応すべきだと私も思います。


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