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移動手段(ブログ3095)

  • 2023年01月02日

 元日から3日まで、タクシー会社2社の「早朝出庫見送り」を行っています。

 午前6時半から始めましたが、今年は出庫する車がいつもより少なく感じその事を尋ねたら、「コロナ禍」で政府や自治体から外出自粛要請があり、一方、感染が拡大し始めた時から飲食店でのクラスターなどで人流が抑制されタクシーの需要が一気に下がり、会社は出社制限や運行の時短を行い、運行は日中にシフト、夜間はほとんど運行しなかったことから収入が激減した乗務員の退社が相次ぎ、今は平常時の3分の2から4分3程度の稼働率になっている。従って、昨年末はタクシー会社への電話も繋がらなかったり、予約を受け付けられない事態となり、その影響が今も続いているとのことです。

 私も、昨年末の道議会最終日にJRで帰函、五稜郭駅に着いてからタクシーで帰宅しようと思いましたが、五駅のタクシープールには1台もおらず、タクシー乗り場には20~30人ほどの列が出来ていました。

 お付き合いをいただいているタクシー会社2社に電話してみましたが、電話が繋がらず、時間も午後8時を過ぎていましたので、夜晩酌をしない友人にSOSし、迎えをお願いした経験があります。

 今は、旅割や円安で観光客やインバウンド客が入り込んでいますが、タクシーの乗務員は極端に不足、大型バスも同じ状況となっており、市民だけでは無く観光客も移動手段に難儀しています。

 観光が基幹産業の北海道そして函館市は、観光客を呼び込む施策だけでは無く、コロナ禍によって大きな影響を受けてる移動手段の確保にも十分配慮し、観光を支えるインフラへの支援、すなわち乗務員が生活できる収入を確保出来るような対策を検討すべきでは無いでしょうか。


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