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産学が一生懸命なのに

  • 2009年08月05日

7月31日、南茅部の「ひろめ荘」において「海藻類のバイオ利用」に関する研究発表がありました。
産業界からは、東京ガス、ばんけいリサイクルセンター、(株)エコニクス、(株)データーベース、大学からは、未来大学、早稲田大学、北海道大学、民間研究機関からは、水産土木センター、漁港漁村研などが参加、それぞれの立場から海藻類のバイオ利用、リサイクルなどの研究や実証試験の状況等が発表されました。
終了後、懇親会の中で、「おやっ」と思ったのは、この場に行政関係者が居ないということです。
懇親会ではなく、研究発表の場に行政の立場で出席している方は皆無でした。
確かに市役所の方は複数おりましたが、いつもこの時期に行われる「昆布体験研修」のお世話をボランティアでしてくれている方々であり、研究発表に行政という立場で参加しているわけではないと思います。
研究者の方のお話では、「未来大学長野教授の人脈・ネットワークで多くの教授や研究者がこの地で行っているシンポジウムやフォーラムなどは全国で類を見ない回数になっている」とのこと。
国際水産・海洋都市を目指す函館市において行われている海藻に関わる様々な研究は、全国に無い新しい産業の創出に大きく貢献するものと思います。
これまでは仕方がないとしても、今後は行政も積極的に関わる意識を持ってほしいものと感じました。


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