環境生活委員会(ブログ4089)
- 2025年11月07日
昨日までのブログで問題点を指摘しましたが、それを踏まえて環境生活委員会で質問をしました。
Q、今後、各市町村事情も含めて、ガバメントハンターなどの導入への広域的な支援につ
いて伺う。
A、今後、国において、補正予算や来年度予算も活用し、具体的な対応策の検討が行われ
ることになる。道としても、各地の事例を紹介し、地域の捕獲体制作りに取り組むとと
もに、国のガバメントハンター確保に向けた対策を注視して参る。
Q、警察官のライフル銃によるヒグマ駆除についての見解をお聞きする。
A、官房長官から、警察官が市町村による緊急銃猟に協力し、クマを迅速かつ的確に駆除
できるよう指示があったことは承知。道としては、今後の国における具体的な検討を注
視してまいる。
Q、猟友会のハンターの発砲と跳弾について、その身分保障と不安払拭について伺う。
A、国に対して捕獲従事者の身分保障などを要望し、捕獲者の責任を問わないこと、公務
災害制度の充実を要望するなど、安心して捕獲活動を行える体制作りに取り組む。
Q、ハンターの育成や、エゾシカの増加に対する処理場についての考え方を伺う。
A、道内の第1種銃猟免許所持者は平成21年度で6,700人と過去最小となった以降
は増加傾向で令和5年度末では7,177人になった。今後も、狩猟免許試験希望者が
全員受験できるよう、その実施日(休日・農閑期)や試験回数、定員増加にも取り組む。
食肉処理施設の整備については、冷凍保管施設への支援や認証施設の増加に散り組む。
Q、射撃練習場の整備について、射撃場が無い札幌市とも協議をし道も支援しながらハン
ターのための射撃場を検討していただきたい。お考えをお聞きする。
A、射撃技術の向上には射撃場や現場における訓練が必要。射撃場の利用状況や課題など
について調査を行い、また、訓練環境の確保について市町村や猟友会とも意見交換を行
っており、こうした取り組みに加え、他都府県の取り組み状況や射撃場の活用状況を確
認し、札幌市をはじめ各市町村や有識者の意見も伺って、捕獲従事者の育成に取り組ん
でまいる。
Q、「北海道ヒグマ管理計画」は改定して1年になるが、この間、ヒグマと人間の軋轢に
ついての環境が変化している。現状の課題と今後の取り組みについて伺う。
A、計画では、個体の管理やバッファゾーンなどのゾーニング管理を示し、軋轢低減に向けた新たな方策を示した。これまでの取り組みと併せて、社会問題にならなかった頃の個体数を目指すとともに、国がまとめるクマ被害防止対策パッケージの内容も踏まえながら、人とヒグマの軋轢の低減に向けて、実効性のあるヒグマ対策に取り組んで参る。
ほとんど国の動向に合わせるという、主体性が見えない答弁です。
この内容で納得するわけでは無く、いろいろ指摘もしましたが、詳細は、私のHPに来週には掲載致しますので、ご参照下さい。





