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朝貢外交(ブログ4084)

  • 2025年11月02日

 トランプ氏はAPECが開催される韓国を訪れ、李在明大統領との会談に臨みました。

 この時に李大統領がトランプ氏に贈呈したのは、慶州から出土した国宝であるゴールドの「天馬塚金冠(王冠)」のレプリカと、韓国の最高勲章「無窮花(むぐんふぁ)大勲章」でした。

 高市氏は、安倍氏の使用したパターと金沢の金箔を使用したゴールドのゴルフボール。

 外交の場合、お互いに記念品を交換して相手に敬意を表するのが外交辞令ですが、トランプ氏は全くの「手ぶら」で、何のプレゼントも持ってこなかったようです。

 この事実を見ても、彼は「皇帝(キング)」であり。訪問国は「朝貢外交」で、貢ぎ物を献上して礼を尽くし、代わりにトランプ(皇帝)から、「初やつ(ういやつ)」として認められるという構図そのもののように見えました。

 何も持ってこなかったトランプは、逆に日本に対し、84兆円の投資と防衛費の増額を求め、経済界は、そのうち60兆円の投資を米国に献上して歓心をを得たのでした。

 高市氏も、防衛費2%達成を2年前倒しを献上し、その後の3.5%への増額も含みを持った対応をしたことで、晋三のように認められたと思って喜んでいます。

 首脳会談とは、お互いの懸案について時には言いづらいことも率直に話し合い、双方にとって歩み寄れるところで妥協をする事にあるのではないかと思います。

 宗主国の皇帝には何も言えなく、ただただひれ伏すのみでは同等の同盟国とは言えず、単なる属国か植民地として統治を任せられているということにすぎないのではでしょうか。


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