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日中友好を語る会(ブログ4126)

  • 2025年12月17日

 札幌にて、毎年開催される日中友好道民運動連絡会議主催の「第46回“北京ダック。中国料理と中国酒”で日中友好を大いに語る会」が開催され、出席しました。

 毎年100人程が出席し、在札中華人民共和国総領事館からも、総領事や領事館員が参加して楽しい友好のひとときを過ごすのですが、今年は、総領事館から一人も参加がありませんでした。

 連絡会議の古川議長が「今年は戦後80年という節目の時で、道民会議としても会員と共に中国に1週間ほど滞在した。黒竜江省では「731部隊跡」、南京では「南京大虐殺資料館」などの史跡を回り、中国の関係者とも友好を確認してきたが、高市首相が10月に台湾問題を発言したことにより、今日は総領事館からの参加はないが、これからも中国との民間交流は続けていきたい」という挨拶がありました。

 総領事館からは、出席の代わりにメッセージが届けられ、「これまでの日中友好道民運動連絡会議との友好活動に感謝の意を表する。一方、日本の高市首相の台湾発言により、72年の日中共同声明以降、戦略的互恵関係を築いてきたが、今年は係る理由により参加が出来なく残念だ、来年も参加者の皆さんそして日中友好道民運動連絡会議の願いが叶う年になりますように」という内容が読み上げられました。

 高市氏は、これまでの政府見解と同様の話をしただけだと開き直っていますが、日中関係は人流や経済だけでは無く、軍事の面でも危険な水域に入ろうとしていますし、民間の交流にも陰を落としています。

 今後、高市氏が発言を取り消さない限り、中国との関係は一層冷え込んでくるのでは無いかと、強く感じた会でした。


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