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憤り

  • 2014年04月19日

 トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)に対する原発輸出を決める衆議院本会議で、民主党北海道の代表である横路氏と民主党本部役員室長である荒井氏が賛成に回り、深い失望の念を抱いておりました。参議院での採決では、よもやそんなことは起きないものと期待をしていましたが、結果は皆さんご存じの通り期待と反するものとなりました。

 民主党参議院では、原発推進派のMグループが中心となり、H参議院幹事長、S国対委員長などが、本会議で反対に回るだろう議員の出身母体への圧力の他、役職剥奪、会派除名、次期選挙公認取り消しなど、露骨なまでの圧力をかけてきたようです。

 民主党が賛成しなければならないという理由が「政権時に原発輸出を方針としたから」というものですが、当時は、3・11以前のことであり原発神話がまかり通っていた時の方針で、3・11以降の原発神話崩壊とフクシマ第1原発の事故原因が未解明の今では、その前提が全く違うことは「火を見るより明らか」ではないでしょうか。

 「過ちを改むるに憚る事なかれ」、今は、資源エネルギー庁の役人でさえ「原発は安全では無い」と公式の場でも話されているのに、過去の方針を後生大事に抱え「金科玉条」のごとく守ることにどのような意味があるのでしょうか。

 彼等は原発産業からの恩恵を受ける位置にいるのでしょうか。

 そうだとしたら、会派から出て行くのはどちらなのかは、はっきりしている気がします。  今後も民主党北海道は、民主党中央に対しはっきり物言う道連(県連)であり続けたいと思いますし、それが、これまで支えてくれた方々の多くの意見だと思います。


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