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慎重審議を(ブログ4120)

  • 2025年12月11日

 泊原発再稼働の判断をした知事ですが、議会議論を十分に行ったとは言えません。

 唐突な「容認」発言が11月28日、土日を挟んで一般質問が2日間、予算特別委員会での知事総括が半日、議会と知事の再稼働に関わる議論は、たったの2日半、この2日半にしても総額247億6千8百万円の補正予算の審議も含まれていましたから、実質はもっと短いものでした。

 また、再稼働に対する知事への様々な角度からの質問も、「『容認』という私の考えを議会に伝え、それを基にした議会議論を踏まえ熟慮を重ねた。4町村からも合意をいただいた。住民説明会で賛否以外の意見もいただいた(何処の会場も賛否の確認は行わない)。この内容を道のHPにも掲載している。早く判断することで道内への投資促進や雇用の拡大に繋がる。」と答えるのみ。何を聞いてもオウム返しばかりで議論は一向に深まりませんでした。

 このやりとりを聞いていた自民党の議員からも「知事の覚悟が全く見えない。責任を取ろうとしていない」などの声を聞きました。

 私たちは、これら知事の不誠実な対応に、立憲民主党総支部連合と道議会会派民主道民連合の2者で緊急記者会見を開催、今般の議会における知事の拙速な同意に対して党と会派において、道民不在の知事判断への抗議声明も会見で明らかにしました。

 会派は、明日の最終日に「北海道電力泊発電所3号基再稼働における拙速な同意の撤回と十分な審議時間の保障を求める決議」を本会議に提出することとし、定例会の最後まで慎重審議を求めることとします。


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