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外環状道路とゴミ処分場

  • 2017年01月13日

 渡島総合振興局道路課から工事中の外環状線について説明したいという話が合ったのは、昨年の12月20日でした。

 何の話かと思ったら、外環状線の空港までのアクセス線上に過去の廃棄物処分場が有り、対応を検討中であるとのことでした。

 私は、公務員時代、函館市環境部に勤務していましたから、示された道路課からの資料を見た瞬間、今の七五郎沢廃棄物最終処分場の前身である中ノ沢廃棄物最終処分場、さらにその前には現在の湯ノ川地区に湯ノ川ゴミ処理場として、該当地にゴミを埋めていたことを先輩から聞かされており、その当時は、廃棄物の分別などは行われておらず、何でもかんでも埋め立てていました。

 当然、腐敗性のゴミも混入されていましたし、年月が経つと地盤が沈下することから、一般的に廃棄物最終処分場の上には建造物を建てる事はせず、埋め立て後一定の高さで覆土し、10年ほど地盤の状況を経過観察しながら、その後は公園などに利用するしかありません。

 そこに高規格道路の線を引いたということに改めて驚き、今後の対応を求めましたが、道路課は道路建設や環境問題の専門家による検討会を設置し、方向性を検討するとのことでした。

 そして今日の新聞に、ゴミを除去するのに22億円~50億円かかり、道路建設のための地盤強化に13億円~30億円かかるとの記事が掲載されました。

 函館市が外環状線の建設にあたり、予定地が過去にゴミ埋め立て地だったことを説明していなかったということですが、湯ノ川ゴミ処分場が満杯になり覆土してからおそらく40~50年あるいはもっと経過しているだろうと思いますし、当然のことながら当時を知る職員は誰もいなくなったでしょう。

 しかし、行政は継続ですし、関係機関や関係部局間の連携は基本です。

 道が建設予定の線引きをした段階で、函館市に予定地の土地利用を照会したことは当然でしょうが、函館市側がどれほどの対応をしたのかが問われます。

 このために、最低でも35億円(22億円+13億円)の税金が無駄となってしまうことになります。


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