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地球終末時計に(ブログ4200)

  • 2026年03月05日

 フランスのマクロン大統領が、自国の核弾頭を増強し欧州9ヶ国による核抑止力を拡大する方針を発表しました。

 フランス北西部ロング島の海軍基地で、原子力潜水艦の進水式に参加した際、海軍兵士を前に演説、ロシアによるウクライナへの侵攻や米国のトランプによるベネズエラ大統領の拉致、デンマーク領のグリーンランド自治区へ触手を伸ばす現実や、イスラエル・米国連合軍によるイラン核施設攻撃、最高責任者ハメネイ氏の武力による殺害など、世界は危ない方向に舵を切り始めました。欧州は、ロシアと米国に挟まれる地勢的位置にあり、また、中東からも至近に位置します。

 フランスは同じく核保有国のイギリスの他ドイツ、ポーランド、オランダ、ベルギー、ギリシャ、スウェーデン、デンマークと9ヶ国で、独自の核抑止戦略を構築する事になりました。今後は、これらの国に核を分散することや、共同の核演習を行うことも視野に入れているようです。

 これまでは、米国の核の傘に依拠してきましたが、同盟国を同盟国とも思わず、常にディール(交渉)の相手としか見なさないトランプ政権が、今後どのような動きをしてくるか分からず、疑心暗鬼が欧州にも伝播した形となったと思います。

 地球の終末を予測する「地球の週末時計」が、昨年1月には残り「89秒」でしたが、今年1月29日には残り「85秒」となりました。しかし、その後のイランへの空爆や今回の欧州の核抑止拡大によってさらに短くなるでしょう。

 そして、日本も着実にこの地球時計の短縮に貢献するべく、軍備の拡大を進めています。

 日本国民の多くも、軍拡に突き進む総理を判断力があり、実行力があると評価していますが、戦争は映画やゲームの上での空想物語では無く、ましてやテレビの映像のように対岸の火事ではなく現実の殺し合いである事が頭の中からスポイルされているのでは無いかと思ってしまいます。

 「スイッチを押しまくる」と豪語している高市氏には、アンタッチャブルであるスイッチだけは押さないで欲しいと願うばかりです。


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