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国葬の検証を

  • 2022年09月28日

 喧噪の中で安倍氏の国葬委が終わりました。

 昨日のブログで、他県からも含めて朝4時から献花に並ぶ人たちがいることを書かせていただきましたが、報道ではその数がおよそ2万3,000人と発表、長蛇の列が会場周辺の路上にあふれていたとのこと。

 このことに関して、日刊スポーツに漫画家の小林よしのり氏が「献花がたったの2万人超なら、統一教会の動員で十分集まる。」、「統一教会の権力浸食問題は、そういう邪推や偏見を生んでも仕方が無いと言うことなんだ。わしも統一教会が献花に来ないはず無いと思っている。」と語っていることが掲載されていました。

 なるほど、そういう見方もあるのだと改めて納得しました。

 国葬も、国内6,000人に案内を発送しましたが、そのうち出席したのは3,600人、約4割に当たる2,400人が欠席、元職を含む国会議員に至っては6割が欠席、これではイベントとしても大失敗では。

 外国からの来賓もG7首脳の出席はゼロで多くの国は元首以外の代理出席、オバマ氏もトランプ氏も顔を出さず、当時「ドナルド」とか「バラク」とファーストネームで呼び合っていたとその親密さを強調していた「シンゾー」氏でしたが、これがうわべだけであったことも露呈してしまいました。

 会場には水以外の飲み物も無く、ダラダラと長い挨拶が続き居眠りをする人もいたり、式次第の遅れの影響で献花が遅れたことからあちこちで文句の声が出され、退場する入り口が狭く、さらに出入り口に迎えの車が殺到したことから、予定時間が1時間以上もオーバー、出席者のイラつかせてしまったようです。

 警備費などの総費用は、今後公表されるかどうか判りませんが、元公安警察で作家の濱嘉之氏は、「警備費8億円はあくまでも道府県警察の費用で、そこに警視庁の4万5,000人の費用は含まれていない。今回は警察の威信をかけた人海戦術の警備を行ったために最低でも40億円かかります。当初の概算16億6,000万円を超える費用は、官房機密費や外交機密費という使途を公開しないで済むところで補填されるかもしれません。」と話しています。

 大金と多くのエネルギーを費やしたこの国葬は、成功だったのか失敗だったのか?

 第三者委員会を設置してきっちりと検証されるべきです。


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