国民の選択(ブログ4175)
- 2026年02月08日
永かったようで、あっという間の12日間が昨日で終了。テレビなどの天気予報は日本海側を中心に大荒れの模様とのことでしたが、あに図らんや函館は好天に恵まれました。
この天気で投票率が上がるのか、それともあまり影響が無いのかは分かりませんが、投票率は私たちが見込んだ55%に達しない気がします。
戦後最短の国会召集初日の解散から16日目の投票となる今回の衆議院選挙。
解散は、「私が総理大臣で良いのかを国民に問う」という、個人的な理由だけに、争点が全くぼやけたままの選挙となりました。
「国論を二分する議論を行う」と言っていますが、それが非核三原則の見直しなのか、武器輸出5原則の見直しなのか、憲法改正なのか、消費税の減税なのか、社会保障の見直しなのか、防衛費の3.5%への引き上げなのか、スパイ防止法なのか、排外主義の加速化なのか。
そうなのです。これらの重大な事を高市氏は何も語らず、威勢の良い啖呵だけを切って、選挙に臨みました。
本来の衆議院選挙は、地元選挙区の候補を選択するためにその候補が何を訴えるのか、それが地方のために、ひいては国の政策に繋がっていくのかを有権者に訴えて、審判を受けることなのでしょうけれども、今回の選挙は「高市早苗」という高支持率の総理に自民党の立候補者がすがりつき、その人気の恩恵を受けようと選挙に臨んでいます。
したがって、自民党候補は具体的な公約を示すこと無く、抽象的な言葉を羅列して演説をしています。
有権者の中には、首相が使うペンやバッグ、果てはスキンケア化粧品といった小物が話題となり、同じ物を持つ事に喜びを感じている、いわゆるサナエファンの「推し活」現象となっていることに、情けなさを感じます。
法政大学名誉教授・元総長の田中優子さんは、「まだ投票がお済みで無い全国のサナエファン方は、投票用紙に『高市早苗』と書きましょう。比例代表は、サナエさんが所属している『中道』と書くといいですよ。とささやく人もいるとか。自民党を知らないサナエファンがいるからだそうだ。無論、高市早苗と書いても有効なのは奈良2区だけで、それ以外は無効となる」と東京新聞に掲載していました。
失言ばかりして、そのことの説明を求められるで有ろうテレビ番組は、仮病を使って?ドタキャン。威勢のいい言葉が「頑張っている」と良い方に受け止められ、何を頑張っているのか分からなくても一向に構わない。その無邪気な「推し活」が日本を誤った方向に導く事だということも考えずに。
さて、今日の投票の結果はどのようになるのか。
それは国民が選択した道なのですから、「こんなことになるなんて思わなかった」と言わない、いえ、言えないだろうと思います。





