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口は災い

  • 2020年03月07日

 新型インフルエンザの取り組みの裏目がそろそろ出始めました。

 全国で一番感染症患者が多い自治体として、政府にも特別な対応をお願いをすると安倍晋三氏に面会した結果、政府が北見市と中富良野町にマスクを供給しましたが、中国、韓国、イタリアに次いで感染者が多い日本、そしてその中でも一番多いのが北海道であると知事がアチコチで話したことから、海外からのインバウンド・観光客が激減し、観光が基幹産業である北海道に大きなダメージを与えています。

 さらに、各国が日本への渡航に対し自国民に自粛を求めていますが、とりわけ、北海道に限定した入国禁止の措置を行ったのがマレーシア、渡航自粛が台湾、そして北海道の隣であるロシアのサハリン州が続きました。

 他国がこのような措置を取ったのは、全国の都道府県で北海道だけとなっています。

 その理由が北海道は全国でただ一か所「緊急事態宣言をしている」からということです。 知事の先走った緊急事態宣言と国内で一番感染者数が多いとのアナウンスが、結果として北海道観光の足を引っ張ってしまい、外出自粛で消費を落ち込ませ、取り返しのつかないほど低迷してしまった北海道経済、立て直しには長い時間がかかるのではないかと思います。

 知事の言動とその結果の総括は厳しいものになるのではないかと思います。


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