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危機管理

  • 2014年02月28日

 2月15日からの暴風雪は国内だけではなく、道内にも大きな被害を及ぼしました。

 この暴風雪において、お亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。

 さて、昨年全道を襲った暴風雪、そして今回の暴風雪は多くの教訓を与えてくれました。

 昨年、中標津町では豪雪に車が立ち往生し、母子4人が犠牲になり、湧別町では、漁師をしていた父親が、身を挺して長女を暴風雪から守り凍死したなど悲しい事案が記憶に新しいですが、今年は、北海道以外の関東・甲信越・東北を中心に死者や甚大な被害を出しました。

 暴風雪や爆弾低気圧は、いつその猛威をふるうか全く予想がつきませんし、また、備えがなければ自然の前ではまったく無力でありることを、私たちも今までの経験から知っています。

 そして、泊原発の避難訓練はこれまで秋に行ってきましたが、一番過酷な冬の訓練が必要なことも今回の教訓を通して教えてくれたのです。

 一方、2月14日から雪害は深刻化してきましたが、危機管理の責任者であるアベちゃんは15日にはソチオリンピック観戦、16日には一人あたり平均予算1万5,000円の「楽亭」という天ぷら料理店で支持者と会食をしていたとか。

 内閣府防災情報のホームページには、14日には古屋圭司防災担当大臣以下が出席した関係省庁災害警戒会議が開かれ、16日にも同様の会議で、山梨県知事ともテレビ会談を行っていたとのこと。

 当然、アベちゃんや菅官房長官にも伝わっていたはずです。

 それにも関わらず、自宅にいてソチオロンピックそして、天ぷら屋さんです。

 広域災害にも目を向けなかったアベちゃん。

 思い出すのは、ハワイ・オアフ島沖で、水産高校の練習船「えひめ丸」が米海軍の潜水艦に衝突されて沈没し、教師と生徒9人が死亡した事故で、当時の森首相は第1報が入ってもゴルフを止めず、第3報が入るまで1時間半あまりゴルフを続け、辞任の原因となったことです。

 なぜ、国会も、マスコミもアベちゃんやスガちゃんを追求しないのでしょうか。

 普段、危機管理と大声で訴えているお二人は、危機管理の初歩も判っていないのでは。


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