南鳥島が候補に(ブログ4201)
- 2026年03月06日
経産省が、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の文献調査候補地として、東京都小笠原村の南鳥島を指定し、早速、渋谷正昭・小笠原村長に調査の申し入れを行いました。
南鳥島は、東京都心から約1,900km離れた太平洋上に位置し、面積1.5平方キロの無人の島で、海上自衛隊の滑走路や気象庁、国交省などの施設があり、職員が駐在していますが、島全体が国有地となっており、太平洋プレート上にあって地質学的にも安定しているとされています。
渋谷村長は、14日・15日に父島・母島の済んでいる村民対象の説明会を実施した後に、村民や村議会の意見を踏まえて判断すると話しています。
北海道の寿都町と神恵内村が最終処分場の文献調査の受け入れを表明したとき、道内でも大きなハレーションを呼びましたが、そのときに与党の某議員が、「心配する事は無い、政府内では最終的に南鳥島というカードがある」と話していたことを思い出しました。
その後、この話は全く聞かなくなり(政権から勇み足と注意されたか?)、北海道の2自治体と佐賀県の玄海町に絞られ北海道の2自治体は文献調査が終了、次の概要調査へは、鈴木知事が反対の意思が強く膠着状態となっており、玄海町も文献調査以上の調査には進まないことを意思表示していることから、NUMOも行き詰まりの状況でした。
そこに、政権の最終カードが切られたと言うことになります。
「南鳥島」は母島から1,200km、父島からは1,300km離れており、村民からも遠い存在となっているのかも知れませんし、文献調査で20億円が村に入ることを考えれば、政権としては「これほどの最適地は無い」ということなのでしょう。
これからは、NUMOによる硬軟合わせた説得が七始まることになるでしょう。





