北海道らいいカジノとは(ブログ4199)
- 2026年03月04日
道議会では、鈴木知事が「カジノを含むIR(統合型リゾート)」について、北海道らしいIRコンセプトの具現化について、「有識者会議や道議会との意見交換を行い、今秋までに検討の着実な推進に力を尽くす」と話しました。
今回の知事の判断は、政府が募集しているIRの候補地に北海道として結論を出すことを意味しており、IRによって顕著なインバウンドの増加に弾みを付け、来道者を全道各地への観光に導くというような「絵」を描いているのかも知れません。
以前にも何度かIRのことを書かせていただいていますから、どのような施設からご存じだと思いますが、カジノを中心とした大規模なホテル、併設した多様なアミューズメント施設、ショッピングモール、MICE(大型の展示場と国際会議場)等が一体となった施設で、その運営資金の中心となるのがカジノです。
さて、中央競馬や地方競馬、競輪、ボートやオートバイなどの公営ギャンブルなどは、1990年代後半に低迷し、行政からの繰り入れが無ければ運営できない状況が続いていましたが、2010年代以降からオンラインでの購入が行われるようになり、その結果、23年のオンライン購入の割合は、地方競馬90.0%、中央競馬83.0%、競輪81.4%、オートレース80.9%、ボートレース78.5%と軒並み80%を超え、全体の売り上げは24年に8兆円を超え、バブル期のピークに迫っています。
その結果、売り上げの一部が一般会計に上納され、地元では北海道競馬も函館競輪も黒字となっています。
私の知人にも、中央・地方競馬、オートレース、ボートレースのオンライン購入をしている方がいますが、とにかく曜日に関係なく毎日どこかで何かのギャンブルが開催されており、本人は楽しんでいるとのこと。幸いギャンブル依存症にはなっていないようですが、今後も依存症にはならないとの確証はありません。
今では、民間企業による馬券・車券販売が可能となり、スマホの普及で、オッズ確認から購入、レース観戦まで完結できるようになっています。アプリも次々登場し初回は無料で購入できたり、賭けた金額によってポイントが付与されたりとサービスを競って会員を増やしており、公営ギャンブル全体で少なくとも約600万人がオンライン投票に参加しています。そして、クレジット決済は、お金が無限にあるような錯覚を与え、負けが込むと借金をするという無限ループにはまってしまいます。それがギャンブル依存症です。
鈴木知事は、ネット上では無く現物のギャンブルを北海道に持ち込むのでしょうか。
秋まで、注視していかなければなりません。





